お灸で子宮も卵もピカピカ!

めっきりすずしくなってきましたね。あんなに暑かった夏が嘘のよう。運動も心地よい季節になりました。そして、お灸! 家庭でお灸をするのも気持ちよい季節となりました。

 

 

 数週間前のNHKテレビで「東洋医学特集番組」が放送されていました。その中で「想像以上の鍼灸の効果」についても特集していました。

 

逆子の妊婦さんにお灸をすると、しない妊婦さんよりも数倍治りが良いというデータも出していました。

さらに妊婦さんの子宮などに計測器をつけて、逆子の治療を足まわりにすると、子宮の血流がグッと増し、温度も上昇。子宮環境が改善されて、赤ちゃんが良い位置に戻りやすくなる、みたいに説明していました。

 

 

いずれにしても、以前は経験的に逆子も鍼灸が効くといわれていましたが、実際に計測したりデータをとることで、子宮や卵巣の状態が確実に改善されていることを見せてくれるのは、説得力がありますよね。

 

 

逆子治療のための鍼灸であれだけ子宮や卵巣に変化がおこるわけですから、妊娠力アップに鍼灸が効くのもうなづけます。私は治療の合い間に、お腹や脈も確認しつつ、「子宮や卵巣の血行が良くなっているな。お灸が効いているな」などと確認しているのですが、テレビ番組の機械測定でさらに確信がもてました。

 

 

ただ、このテレビ番組ではプロの治療家が鍼灸をするなかで、体の変化を計測していました。せっかくお灸を試すなら、少しでも効果的なツボにお灸をしたい! ノルンでも皆さんのお体を丁寧に拝見しながら、家庭でお灸をするツボにシルシをつけています。そして、「効くツボは生きている!」ので、先週と今週では少しずつ場所が変わっています。だから、毎週ツボのシルシはつけなおして、「今一番効くツボ」に毎回シルシを付けなおしています。

 

あとは、ご家庭でシルシの上に簡単なお灸を乗せるだけ! その効果は今まで考えられていたよりもはるかに大きいことが、最近は解明されてきています。

 

この秋、新しいスポーツにトライするのに加えて、お灸にもトライしてみるのもいいですよ。皆さんの卵がさらにピカピカに輝き始めますように!!