仕事と妊活、気をつかうなあ~

最近一段と寒くなりましたね。朝晩はびっくりするほど寒くなる時があります。帰宅が夜遅くなる時には、念のための防寒着をご用意くださいね。特に妊娠中の方は何より冷えないようお気をつけください。

 

忘年会シーズンということもあり、患者さんから以下のような話がちらほら。

「妊娠初期なのでまだ会社には妊娠を伝えてないけれど、忘年会の前につたえないと、お酒を断りづらいなあ・・・」

「最近つわりが出てきたけれど、もう少し妊娠が安定してから会社に伝えたいな。でも忘年会で食事する自信ないなあ。やっぱり伝えないときまずいなあ・・」

 

みなさん会社に妊活を伝えていたり、伝えてなかったり。でもうまく立ち回りたい。だから通院にも気を使っている。

さらに妊娠した場合、その事実は、もう少し妊娠が安定してからつたえたい。ほんと大変です。

 

そもそも「生理です」とつたえないと生理休暇がとれなかったり、生理休暇自体取りづらい社風だったり・・・。会社を休むのになんで理由をつたえないといけないのかなあ・・・。

会社ってほんとふしぎな組織です。

 

生理や妊活、妊娠、つわりなどは、とてもプライベートなこと。そのようなことまで組織にさらけださないと居心地が悪くなる会社の現状ってなんなんだろう、ってほんとうに感じます。

でも、たぶん状況はすぐには変わらないだろうから、少しずつ変える努力を私たち自身がするしかないですね。

 

そこで、このような気持ちや心の葛藤をまずはご主人さんに話せるといいですね。もしくは、このブログをお二人で読んでいただけるといいですね。

だって、そもそもご主人さんのような方々が会社で上司として生理休暇を受け付けたり、忘年会を取りまとめたりしているかもしれないんですから。

 

会社の上司を直接変えるのは難しいかもしれないけれど、まずは一番近くにいて、社会に携わっているご主人さんに変わってもらいましょう()

一歩ずつの努力が社会の変化につながると信じて。

みなさんの一番の理解者に理解してもらうこと。とても大事で、しかも一番確実な方法なんじゃないかな、と最近感じています。

 

みなさんにとっての体と心の理解者が増える新たな年でありますように。