おいしく卵を食べて、ピカピカの卵を育てよう!!

温かくなりましたねー! というか、昼間は暑いくらいですね。汗もいっぱいかきますので、水分とミネラル補給を忘れずに。 

 

そんなこんなで、今回は栄養摂取の話です。

 

私の持論。「卵を食べて、卵を育てよう!」

 

卵に限らず、肉・魚・豆腐などで、良質なタンパク質を摂取することが、ピカピカな卵を育てるには重要だと考えています。

  

卵胞に限らず、私たちの体の細胞は、タンパク質から作られています。しかし、草食動物でない私たち人間は、タンパク質以外の食べものからタンパク質を合成することは難しいと言われています。草食動物であるゾウやウマは草だけを食べても腸内細菌が食物繊維からアミノ酸を合成し、あの筋肉や体をつくりあげるのです。草食動物おそるべし!

 

ところが私たち人間は、基本的に食べたものを細かく分解し、それを組みたてなおして体をつくることしかできません。つまり「食べたものを細かい積み木にして、形を変えて組み立てなおす」ぐらいしかできないのです。だから極端な話、毎日ポテトチップだけ食べていたら、血液も皮膚も内臓もポテトチップでつくるしかないのです。理屈ではわかるけれど、なんだか怖いでしょう??

 

そんな理由もあり、良質なタンパク質を摂取することは、私たちにとってとても大切なことです。タンパク質は体内でアミノ酸に分解されて、組み立てなおされ、体じゅうの細胞の材料となります。もちろん卵胞や子宮内膜の大切な材料ともなりますよ。

 

また卵に豊富に含まれるコレステロールもとても大切な栄養素です。みなさん、エストロゲンやプロゲステロンといわれる女性ホルモンの材料はコレステロールであることをご存知ですか?コレステロールを材料にして女性ホルモンも男性ホルモンも作られるのです。だから、無理なダイエットや油を控えすぎた食生活も女性ホルモン合成にはマイナスです。

 

最近は食べ物から接種するコレステロールは、過剰摂取を恐れなくても大丈夫だと言われ始めています。そんなこともあり、安くて栄養豊富な卵は恰好の栄養源です。

 

まさに「おいしく卵を食べて、ピカピカの卵を育てよう!」ですね。