不妊治療の症例

不妊症の鍼灸で治療室ノルンに通われている方の例です。不妊治療専門病院の治療に鍼灸を併用される方も多く見受けられます。安定期以降の方々をご紹介します。

 

 

【40代での自然妊娠】

 

40代になり、不妊治療専門病院で体外受精を開始しましたが、移植を繰り返しても妊娠陽性反応が出ませんでした。そのうちに受精自体が難しくなってきました。

 

数年後なかば諦めて病院をお休みし、治療室ノルンを受診しました。生理前の首肩こり・頭痛がつらいため、和らげば良いという程度の気持ちで来院されたようです。

 

治療を開始し、生理前の首肩こり・頭痛が緩和していきました。治療5ヵ月後、「自然妊娠した」との連絡をいただきました。「自分が一番びっくりした」とのことでした。

 

現在は、子育て奮闘中のママとなりました。

 

 

 

【体外受精のお手伝い】

 

30代半ばから、不妊治療専門病院で体外受精を開始しました。数回移植を試みましたが、妊娠陽性反応には至りませんでした。

 

その後、凍結卵を保存した時点で治療室ノルンを受診されました。「これから再び移植するので、着床しやすいように体を整えてほしい」とのことでした。『数ヶ月はお体を整えた上で移植したほうが良いでしょう』とお伝えしましたが、本人の希望で翌月からの移植となりました。

 

そこで家庭での定期的なお灸と、体に合わせたアドバイスを実践していただきました。移植後、陽性反応に恵まれましたが、週1回の治療と家庭でのお灸は、継続していただきました。

 

安定期に入り、不妊治療専門病院を卒業しました。その後も地元の産婦人科へ通いながら、月1回程度のノルン治療と、家庭でのお灸を続けました。

 出産は助産師が驚くほどの安産となりました。本人も出産が楽でびっくりしたとのことです。現在は、子育てを楽しんでいます。

 

 

【あきらめかけてた40代の体外受精】

 

不妊治療専門病院で数年にわたり体外受精をおこなっていましたが、年齢とともに採卵自体ができなくなってきました。

数年前は、胚盤胞凍結まではスムースで、移植後の陽性反応が出ない状態でした。しかし最近は、卵自体が育たず、採卵見送りが続いていました。

 

ご主人さまにも「そろそろ諦める時期かな」と言われるようになりました。最後にもう一度努力してみたいとのことで、ノルンにいらっしゃいました。

 

治療を開始して3ヵ月後、お体の具合が整ってきたので、採卵を勧めました。ひとつですが卵が育ち、胚盤胞凍結できました。医師も「こんなこともあるんだなあ」と言っていたとのことです。

 

移植後、判定日まで不安がつのるあまり、「ストレスから暴飲暴食してしまった。どうしよう・・・」と相談されることもありました。しかし毎日のお灸は続けていただき、妊娠判定日を迎えました。 

判定は陽性でした。心拍確認までは不安な毎日でしたが、現在は安定した生活をなさっています。

現在月1回の治療をしていますが、40代ということもあり妊娠後期には治療間隔を詰める予定です。

【OHSSを回復させての妊娠】

 

「婦人科に通院して服薬しながらタイミング法をしています。2年たつのですが、赤ちゃんに恵まれないのです。」と20代後半でノルンを受診されました。

ホルモン値も思わしくなく、生理も不順でした。ご主人さまの精子も良い状態ではありませんでした。

 

お若いことも考え、半年は鍼灸治療をしながらタイミング法中心で過ごしました。しかし妊娠には至りませんでした。

精子の状態も考えて、不妊治療専門病院での体外受精へとステップアップしました。

 

精子の質を良くするために、ご主人さまにもご家庭でお灸をしていただきました。

 病院との相談で、多数の卵を育てる方針となりましたが、OHSS(卵巣過剰刺激症候群)になってしまいました。しばらく移植を見送ることとなり、鍼灸治療で体の早期回復をはかりました。

 

3周期ほどで、生理の質・量・リズムが回復しました。再び病院治療も再開し、良いグレードの卵を移植し妊娠反応陽性となりました。治療室ノルンに通院されてから、1年後の妊娠となりました。

 

安定期に入り、ノルン治療は月1回としました。しかし家庭でのお灸は、マメに続けていただきました。お腹の中で赤ちゃんは健やかに育ち、3500グラムを越える出産となりました。お腹も柔らかく温まっており、出産はとてもスムースでした。

 

現在は、子育てにおわれる元気なママです。

 

 

 

 

【ノルン通院後、しばらくしてから不妊治療へ】

 

「めまいがあってフラフラします。不安感もあり夜眠れないのです」とのお話でノルンに通院されました。自律神経の症状について定期的に治療をするうちに、めまいが治まり、不安感も軽減していきました。

しかし、症状が緩和しているのに、その後も定期的に治療に通っていました。

 

「実は、赤ちゃんが欲しくてずっと婦人科にも通っているのです。今まで打明けなかったんですが・・・」と話をされたのは、ノルンに通院して1年経った頃でした。『そうでしたか。もちろん普通の治療でも妊娠しやすいバランスのとれた体質に向かいますが、ノルンでの不妊治療は、もう少し工夫をしているんですよ。』と伝え、その日から不妊治療を加えました。

 

その後、3ヶ月で妊娠されました。自律神経症状も落ち着いているようで、お体を大事に妊娠後期を過ごしています。

 

 

 

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